技術士第二次試験が2週間後に行われます。多くの受験生の方は勉強した内容の復習をしていると思います。そこで,最後の詰めとして, 論文を書くときの注意点やポイントを解説します。
■論文を書くことを5つのステップに分ける
「試験場で論文を書くこと」を以下の5つのステップ分けて,各ステップでの注意点やポイントを解説します。
★ステップ1:答案用紙に受験番号を書く
★ステップ2:試験問題をしっかり読む
★ステップ3:解答を考える
★ステップ4:解答を答案用紙に書く
★ステップ5:確認する
■各ステップでの注意点やポイント
◆ステップ1:答案用紙に受験番号を書く
試験問題を読む前に答案用紙に受験番号を書いてください。私の友人は受験番号を書き忘れて不合格になりました。私も,受験番号を書き忘れそうになりました。書き忘れていたら間違いなく不合格でした。これらについての詳しい内容は,2016年7月11日のブログ(受験番号を必ず書くこと)を読んでください。
「受験番号を書き忘れることなど絶対にない」と決め付けないで,「試験問題を読む前に答案用紙に受験番号を必ず書くこと」を頭の中にしっかり叩き込んでください。
◆ステップ2:試験問題をしっかり読む
試験問題をしっかり読んでください。お世話になっている会社の社員の方は,以前,試験問題をしっかり読まずに解答して不合格になったそうです。
令和元年~令和3年度までの3年間,各部門・各選択科目では類似した出題形式の問題が出ています。「令和4年度もこれまでと類似した出題形式の問題だろう」と思い込まないでください。出題形式が変わっているかもしれません。そのため,試験問題をしっかり読んでください。試験問題の中の重要な箇所にアンダーラインを引く方法も,試験問題に対して間違いなく解答するうえでの有効な方法です。
次回に続きます。