技術士二次試験は記述式試験です。記述式試験とは,問題を読み解答を考えそれを答案用紙に書く試験です。つまり,解答を考えそれを書く試験です。
弊社では,記述式試験では,「解答を考えそれを書く」という当たり前のことの中に合格するためのポイントがあると考えています。
合格するためのポイントとは,「解答を単純化して考えること+考えた解答が試験官に明確に伝わるように書くこと」です。この具体的な書き方が「“1分で理解できる解答”の書き方」です。
解答を単純化して考えることとは,「『解答の要点』と『要点の説明』を考えること」です。
考えた解答が試験官に明確に伝わるように書くこととは,「解答の要点を解答の冒頭に書き,この要点の説明をその後に書くこと」です。
「『解答を考えそれを書く』という当たり前のことの中に合格するためのポイントがある」という考え方が「“1分で理解できる解答”の書き方」を考えた理由の一つです。
【参考図書】
森谷仁著,「マンガでわかる技術文書の書き方」,オーム社,令和4年3月25日