続・技術文書を書くことに対する「視点を変える」

前回のブログでは,「内容を書く」という視点を「内容を伝える」という視点に変えたことについて書きました。今回は,「文章」という視点を「図解」という視点に変えたことについて書きます。

■2つのコンテンツ
弊社のウェブサイトでは,「マンガで学ぼう・ダウンロードコーナー」「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」という2つのコンテンツがあります。

「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」「技術士二次試験での解答の書き方」に関する様々なテーマの資料(技術文書)を掲載しています。2025年4月25日現在,「マンガで学ぼう・ダウンロードコーナー」には44本「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」には57本の資料を掲載しています。今後も様々なテーマの資料を掲載する予定です。

■図解で資料を作成する
2023年の春からこれらの資料の掲載を始めました。掲載の開始から昨年末(2024年末)までは文章で資料を作成していましたが,2025年からは図解で資料を作成しています。例えば,「マンガで学ぼう・ダウンロードコーナー」ではこのような例,「技術士試験対策・ダウンロードコーナー」ではこのような例です。

図解の形式は,資料のテーマに関する複数の内容と矢印の組み合わせです。各内容の流れや各内容の相関関係などをわかりやすく伝えるためです。

変更の理由は「視点を変える」です。「文章」という視点を「図解」という視点に変えました。

ある時,「文章で資料を作成しているが図解で資料を作成したらどうなるか?」ということが頭の中にひらめきました。「文章」という視点が「図解」という視点に変わったときです。

そこで図解で資料を作成しました。図解で作成したら文章よりわかりやすいことがわかったのでそれ以来2つのコンテンツとも図解で資料を作成しています。文章ではなくより図解で作成したほうが,資料のテーマに関する内容が視覚的に把握できるからだと思います。

弊社では,営業資料など様々な資料を図解で作成しているので図解の作成に慣れていたことも「文章から図解へ」に抵抗がなかった理由だと思います。

■視点を変える
前回と今回のブログでは,技術文書を書くことに対する「視点を変える」という内容を書きました。視点を変えることで,「『内容を書く』を『内容を伝えるへ」「文章を図解へ」ということに気が付きました。

「視点を変えてみるとそれまで気が付かなかったことに気が付く」ということです。

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