パートⅠのブログで書いたように,技術士の試験に今年合格されたAさんは電気電子部門です。
弊社では,過去3年間,技術士試験での受験対策の勉強会を行っておりましたが,これで,この勉強会に出席された方の中から3年連続して合格者が出ました。
◆H25年度:Cさん(総合技術監理部門:経営工学)
◆H26年度:Bさん(電気電子部門)
◆H27年度:Aさん(電気電子部門)
私の技術士の部門は建設部門です。
しかし,これまで合格された方は,全員建設部門ではありません。当然,私は,Aさん,Bさん,Cさんの技術分野の指導はできません。
受験対策の勉強会で説明したことは,わかりやすい答案の書き方です。つまり,「解答として何を書いたらよいか」ではなく,「解答をどのように書いたらよいか」と考えて答案を書く方法です。「わかりやすい文書の書き方」の考え方に基づきこの内容を説明しました。
「解答として何を書いたらよいか」は技術部門によって異なります。しかし,「解答をどのように書いたらよいか」ということは,答案を書くうえで,受験する技術部門に関係なく全技術部門に共通した重要なことです。3名の方の合格を受けて,改めて,この重要性を認識しました。
もちろん,技術士の試験に合格するためには,「解答として何を書いたらよいか」が最も重要です。解答のポイントを外したら合格できません。
しかし,今年合格されたAさん,過去に合格されたBさん,Cさんのことを考えると,技術士の試験に合格するためには,「解答をどのように書いたらよいか」ということを考えて答案を書く必要があることも実感しました。
4月9日(土)に,「技術士受験対策:わかりやすい答案の書き方(全部門対象)」の講習会を行います。「わかりやすい答案の書き方」に関する解説だけではなく,「わかりやすい答案の書き方」に関する演習も行います。演習を行うことで,「わかりやすい答案の書き方」がしっかり身に付きます。
「解答をどのように書いたらよいか」について勉強されたい方は,講習会に出席して,「わかりやすい答案の書き方」をぜひとも勉強して下さい。