技術士第二次試験対策:仲間を作ること

長期間,緊張感を維持しながら技術士試験の受験勉強を続けていくためには,受験生の仲間を作ることが大事だと思います。

受験勉強は自分との戦いです。試験日までの長い間,合格に向けて毎日コツコツ勉強しなければなりません。長期間の受験勉強中には,計画通り勉強が進まなかったり成果が出なかったりして,やる気や集中力が欠けるようなこともあると思います。

このようにモチベーションが下がったとき,再度モチベーションを上げてくれるのが受験生の仲間だと思います。すなわち,これは,お互いに励まし合える仲間を持つこととも言えます。

ここで,参考にしていただきたい例を紹介します。

4月9日(土)の弊社の講習会に出席していただいた3人の方のことです。

3人の方は受験する部門が違います。電気電子部門建設部門機械部門です。当然,勤務されている会社も違います。この3人の方が,各自の週報を月曜日にメールで交換することを先週からスタートされました。

週報の中には,勉強に対する目標や勉強内容の予定前の週の勉強実績具体的に勉強すべきこと等が書かれています。講習会後に行った懇親会で話題に出たことを実践されています。私のところにも,“CC”でメールが送られてきます。

「今週は,択一式問題の過去問3年間分を解く」,「今週は,記述式問題での予想問題を考えその解答を完成させる」,「今週は,キーワードの△△について300字以内でまとめる」等,具体的に勉強することを明確にすることで,これらの達成度も明確になります。

週のはじめに勉強の目標を立てて,週の終わりにその達成度を確認することは大事なことです。勉強の進捗状況が確認できます。予定より遅れていたら,「頑張って追いつこう」という気持ちになります。

この週報の交換は,非常によい取り組みだと思います。

このように,自分のやるべきことをオープンにすることで自分を追い込むことができます。追い込まれれば自分の立てた目標を達成せざるを得なくなります。また,メールを読むと一緒に受験する仲間が日々努力している姿が思い浮かびます。これが思い浮かぶと,受験する部門は違っていても,「負けていられない」という気持ちになると思います。まさにこれが,モチベーションが下がったとき,再度モチベーションを上げてくれる仲間の存在だと思います。

この取り組みは,他の受験生の方にも参考になると思います。受験日までまだ3ヶ月あります。受験する仲間がいれば試して下さい。

最後に,3名の方へのメッセージです。

「絶対に合格する!」という強い気持ちを試験が終わるまで持ち続けて下さい。この気持ちを持ち続ければ,必ず合格できます。

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