今週の月曜日,都内に打ち合わせに行きました。場所は,オフィスビルの中にある会社でした。
打ち合わせが終わったのがちょうど昼頃だったので,エレベーターで1階のフロアーに降りると,昼食に出る人,昼食から戻る人,弁当を買って会社に戻る人がフローアー内にたくさんいました。
40階建ての大きなオフィスビルだったので,本当にたくさんの会社員の方がいました。
これらの会社員の方々を見て驚いたのが,ほぼ全員,社員証を首からぶら下げていたことです。会社員の方々の顔より,社員証の方に目がいきました。
このような光景を見馴れていないので,ちょっと異様な感じを持ちました。そのビルに勤務されている方々にとっては当たり前な光景だと思いますが・・・。
社員証の中には,社員証がセキュリティーカードになっていて,会社内へ入るにはこれが必要なものもあるそうです。
私が勤務していた会社の社員の方も現在このような社員証を持っています。私がその会社に勤務していた頃(18年前にその会社を退社しました)は社員証を持っていませんでした。会社内へは何も持たず自由に出入りができました。その後,セキュリティーの関係から,社員証を持つようになったそうです。
以前,その会社の方が,「会社に入るにはカード読み取り機に社員証をかざす必要があるので面倒だ」ということを言っていました。確かに,この作業は面倒だと思います。
私が,会社員だった頃は,現在のように,セキュリティーに対して社会全体が神経質になっていなかったと思います。セキュリティーカードになっている社員証を社員に所持させている会社も少なかったと思います。
話しは逸れますが,街の中などに設置してある防犯カメラの数もどんどん増えているようです。犯罪があると,「防犯カメラの画像を解析すると・・・」のような内容を伝えるニュースが増えています。
これも,社会全体のセキュリティーに対する意識の高まりだと思います。この20年間で社会も大きく変わりました。
ところで,社員証を首からぶら下げている人を見ると,様々なぶら下げ方のパターンがあります。
*社名と顔写真が出ている面を表に出している人
*社名と顔写真が出ている面を裏にしている人(他人に内容が見えないようにしている人)
*社員証をスーツやワイシャツのポケットに入れている人(特に男性)
また,社員証を手に持っている人もいます。
先日は,社名と顔写真が出ている面を表に出している人が多かったと思います。
それぞれの方の考え方があって,社員証を首からぶら下げているのでしょう・・・。
以前,社員証を首からぶら下げたまま電車に乗っている人を見たことがあります。その人を見たのが夜だったので,社員証を外すのを忘れて帰宅したのだと思います。
社名と顔写真が出ている面を表に出していたためその面を見ている人もいました。
*その人は吊皮を持って立っていました。
でも,その人に,「社員証を外すのを忘れていますよ」とは注意できないですね。
これは,個人情報の流出です!