先日,ズボンの後ろポケットに財布を入れた状態で自転車に乗っていました。その財布の中には,所沢市内にある大手スーパーのクレジットカードが入っていました。
家に帰り財布からカードを取り出すと,カードが「くの字」に曲がっていました。
「アッ・・・まずい」と思い元に戻す努力をしましたが,カードが塑性変形したため完全には戻りませんでした。少し曲がった状態でしたが幸いカードの機能は保持されていました。
これまでも別のカードを同じ状態にして自転車に乗っていましたが,カードが「くの字」に曲がることはありませんでした。今回は,たまたま,カードが曲がるような状態で自転車に乗っていたのかもしれません。
でも,大手スーパーのカードが他のカードに比べて厚さが薄いように思ったので,ネットでカードの規格を調べてみました。
カードには,「PVCカード」と「PETカード」があるようです。
PVCカードのサイズは「ヨコ85.6mm×タテ54mm×厚さ0.76mm」が最も一般的です。これは,JIS規格に定められたサイズです。クレジットカードやキャッシュカードは全てこのJISⅡ型と言われる規格に準じたPVCカードです。なお,この縦横のサイズは黄金比だそうです。確かにカードの大きさには安定感があります。
次にPETカードですが,こちらの一般的なサイズは「ヨコ85.6mm×タテ54mm×厚さ0.25mm」です。PVCカードと縦横のサイズは同じですが厚さが薄いです。会員証・会員カードに利用されているようです。
現在持っているカードを調べたら,PVCカードとPETカードがありました。
大手のスーパーのカードを含め,ほとんどがPVCカードでしたが,PETカードも2枚ありました。大手電気量販店の会員カードと所沢市内にある開業医の診察券です。これらのカードは,確かにクレジットカードなどに比べて厚さが薄いです。これまでまったくその違いに気が付きませんでした。
大手のスーパーのカードが曲がったのは,やはり,カードが曲がるような状態で自転車に乗っていたからだと思います。
でも,予想外の出来事から意外なことを学びました。