【技術士第二次試験・受験勉強方法の鉄則13】
◆意識を変える
◆視点を変えて不合格の原因を考える
5月14日(土)のブログは,「視点を変える(小学生の時の出来事)」というテーマでした(こちらを参照してください)。
このブログの中で,「視点を変える」という言葉が好きだということを書きました。視点を変えると違ったことが見えてきます。
5回,6回・・・と受験しても,残念ながら,試験に合格できない方もいらっしゃると思います。来年の受験に向けて,過去の不合格の原因を一度調べてみることをお薦めします。
そこで,登場するのが「視点を変える」です。つまり,視点を変えて不合格の原因を考えることです。
不合格の最大の原因は「勉強不足」だと思います。だからこそ,「来年は一生懸命に勉強しよう」と決意すると思います。
「勉強不足」ということに対して,まず思い浮かぶのが,「受験勉強の時間を増やそう」です。確かに,勉強不足の場合には受験勉強の時間を増やすことが必要だと思います。
でも,受験勉強の時間を増やすだけでよいですか・・・?
*視点を変えると,何か違ったことが見えてきませんか?
*効率良く勉強しましたか?
*「戦略と戦術」を考えて勉強しましたか?
*例えば,自分の得意分野,不得意分野(勉強不足の分野:弱点)あるいはその中間の分野を洗い出し,「選択と集中」を考えた勉強をしましたか?
*ネットに頼った勉強をしていませんでしたか? 例えば,ネット上の情報だけを頼りにして予想問題を考えていたのではないですか?
*過去問を調べたりすることで,自分でも予想問題を考えましたか?(自分で予想問題を考えることも受験勉強です)
*日常業務も受験勉強だと考えましたか?
*例えば,報告書を書く場合,読み手のことを考え,読み手に内容が明確に伝わるように書く意識を持ちましたか?
*報告書を書く場合など,短く簡潔な文を書くように努めましたか? 具体的な内容の文を書くように努めましたか?
“視点を変える”という意識を持って不合格の原因を考えてください。これまで気が付かなかった不合格の原因が必ず見えてくると思います。
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