弊社では,4月15日(土)に講習会を開催します。お申し込み,詳細はこちらをご覧ください。
今回の講習会は,3月中旬に出版予定の技術士受験対策書の内容に基づく解説です。
“技術士第二次試験 建設部門 5つの手順で書いてみよう”(仮称)
本書は,答案の書き方の解説だけに絞った内容です。
ところで,試験場で以下のような経験をされた方もいらっしゃると思います。
問題に対する解答として,「あれを書こう」,「これを書こう」,「あれも書かなきゃ」,「これも書かなきゃ」・・・書くべきことをいろいろと考えていたら,頭の中がごちゃごちゃになってしまった。
このようなときは,頭の中で交通渋滞が発生しています。
このような交通渋滞のままで解答を書くと,メリハリがなく,ただ文が並んでいるような答案になり,結局,何が言いたいのかがわからない答案になってしまいます。その結果,頭の中にある解答は合格点なのに,その書き方を誤ったために不合格になってしまう可能性もあります。
5つの手順とは,このような事態が発生しないように答案を書く方法のことです。すなわち,5つの手順とは,試験問題を読み,解答を考え,それを答案用紙に書くまでの手順のことです。すなわち,5つの手順とは,試験官に解答が明確に伝わる答案(わかりやすい答案)を書くことができる答案の書き方のことです。
5つの手順の中心となる考え方が要点法です。要点法は5つの手順の核となるものです。要点法とは,解答の要点とその説明を考える方法のことです。要点法とは,例えて言えば,頭の中の交通整理をする方法のことです。
要点法を核とした5つの手順によって答案を書くことで,「結局,何が言いたいのだろう?」と試験官に言われない答案を書くことができます。
講習会の内容の説明に戻ります。
今回の講習会では,この“要点法”と“5つの手順”を中心とした解説を行います。
本書は,建設部門の受験生を対象としています。
しかし,要点法の内容と5つの手順の内容は受験部門と無関係です。わかりやすい答案を書くための方法は全部門で共通です。建設部門でのわかりやすい答案の書き方,上下水道部門でのわかりやすい答案の書き方,応用理学部門でのわかりやすい答案の書き方・・・などありません。
そのため,今回の講習会は,全部門の受験生の方を対象としています。
本のタイトルの中に「建設部門」を入れているのは,建設部門での過去問を使ってわかりやすい答案の書き方の事例を紹介したり,建設部門の過去問を使って答案の作成例を紹介したりしていることなどが理由です。
今回の講習会では,他部門の方でもわかる事例に修正して解説します。また,この講習会では,答案の作成事例の解説はありません。
要点法と5つの手順を学べば,例えば,機械部門の方でも電気電子部門の方でもこれらを使って,わかりやすい答案を書くことができます。
要点法と5つの手順の解説とともに,わかりやすい文の書き方のポイントや答案を書くうえでの基本(文章を答案用紙に書くときの留意点など)も解説します。
解説内容の理解を深めていただくための演習も行います。
今回の講習会は,「答案の書き方(わかりやすい答案の書き方)を勉強したい」と考えている方にとって“必聴”の講習会です。
答案の書き方を勉強して合格に一歩近づいてください。
なお,ご要望があれば,アフターフォローを行います。
講習会での解説内容に関する質問,受験勉強に関する質問あるいは受験に関する悩みなどがありましたら弊社までご連絡ください。メールあるいは弊社内でアドバイスをさせていただきます。
「答案の書き方をレベルアップさせるために日常業務の中で意識することは何か?」,「試験日までに,わかりやすい文が書けるようになるためには日常業務や受験勉強の中で何をしたらよいか?」,「どのようにしたら日々の受験勉強の中で学んだことをしっかり記憶できるか?」・・・・
どのような内容でも結構です。
4月15日(土)の講習会についてお申し込み,詳細はこちらをご覧ください。