今回は“人脈”をキーワードとしたブログを書きます。
仕事の幅を広げるうえでも仕事を進めるでも人脈の構築が重要です。
弊社では,オーム社さんから本を3冊出版しています(こちら)。
本を執筆することになったのは,埼玉県技術士会(現日本技術士会埼玉県支部)で付き合いのあったMさんから声がかかったからです。
約17年間勤めた会社を退社して独立したとき,人脈の構築のために埼玉県技術士会に入会しました。Mさんとは,埼玉県技術士会で知り合いその後も埼玉県技術士会の中で様々な活動を一緒にしました。
数年前に,そのMさんから「技術士第二次試験対策の本を一緒に書きませんか?」という内容の電話がありました。
私が,埼玉県技術士会主催の技術士第二次試験対策の講習会で長年講師を務めていたことや,技術士第二次試験を受験する方に対するアドバイスを弊社で行ったことをご存じだったので私に声をかけてくださったそうです。
自分が本を執筆することなど会社員時代では考えられなかったことです。まさに,Mさんという人脈があったことで本を執筆することができました。
すなわち,Mさんという人脈があったことで仕事の幅が広がりました。
また,人脈が多いと,仕事に関して誰かに相談したいとき,「○○の件は,□□さんに相談してみよう」,「△△の件は××さんに相談してみよう」という選択ができます。
技術に関してわからないことがあっても人脈が多いと相談できる窓口も多くなります。
これらのことは,仕事を進めるうえで重要なことです。
ところで,2016年7月31日に「路上でのアンケート調査」をテーマとしたブログを掲載しました(こちら)。この路上でのアンケート調査は,私の人脈の1人である埼玉県内でNPO(まちづくり関係のNPOです)を立ち上げているKさんから依頼があった仕事です。
以前勤務していた会社は,このようなアンケート調査をする仕事とは無関係な業務内容でした。このような仕事を経験できたのもKさんという人脈があったからです。
Kさんも埼玉県技術士会で知り合った方です。
私はKさんが立ち上げているNPOの会員ですが,このNPOでの活動(仕事)を通して様々な経験をしました。以前勤務していた会社に在籍していたら経験できなかったようなことも経験できました。また,様々な経験を通して様々なことを学びました。
人脈の構築の重要性は会社員時代にも認識していました。
しかし,独立してから,仕事の幅を広げるため,あるいは,仕事を進めるうえで人脈の構築が重要であることを改めて認識しました。