【技術士第二次試験・受験勉強方法の鉄則28】
◆勉強方法を考える
◆予想問題を考える(その2)
2018年3月3日に掲載したブログのテーマは「予想問題を考える」でした。「技術士試験・受験勉強方法の鉄則27」として掲載しました(こちら)。
今回のブログのテーマは「予想問題を考える(その2)」です。今回は,前回のブログの内容を掘り下げた内容です。
前回,以下のことを書きました。
さらに,自分が調べた過去問の出題傾向とインターネットで調べた予想問題に関する情報を組み合わせて予想問題を考える方法もあると思います。
この方法を使うとき重要なことは・・・
過去問の出題傾向を把握してからインターネットで予想問題を調べること
・・・ということです。
もちろん,自分で,過去問の出題傾向を調べます。人を頼ってはいけません。過去問の出題傾向を調べることも受験勉強だからです。
過去問の出題傾向を把握してからインターネットで予想問題を調べれば,自分の考えを加えたうえでその予想問題に対する評価ができ,また,その結果によって,勉強すべき内容も明確になります。
例えば,以下のようなことです。
「ネットでは『○○に関する問題が出題される』と予想している。確かに,過去問の出題傾向や最新の社会的ニーズなどから判断すると,今年度は○○に関することが出題される可能性がある。○○に重点を置いて勉強しよう」
「ネットでは『○○に関する問題が出題される』と予想している。確かに,過去問の出題傾向から判断すると,今年度は○○に関することが出題される可能性がある。しかし,△△のような社会的ニーズに関する視点も加わった問題になるかもしれない。△△に対する技術(知識)が足りないのでこれを勉強しよう」
などのような予想問題に対する評価ができ,また,その結果によって,勉強すべき内容も明確になります。
前回のブログで以下のことも書きました。
私の知人の受験生は,毎日のようにパソコンで予想問題に関する情報を調べているようです。
この知人は,自分で過去問を調べていません。以前,この知人に「過去問を調べその出題傾向を自分で確認しましたか?」と聞いたことがあります。答えは「いいえ」でした。
これはある意味,武器を持っている相手と丸腰で戦うようなことです。
前回のブログで以下のことも書きました。
予想問題を考えることも重要な受験勉強の方法の一つです。
“予想問題を考えることも重要な受験勉強”という考え方が理解できれば,今回のブログの内容も理解していただけると思います。