“過去問の分析に基づき試験問題の出題傾向や出題内容を確認すること”についてJTAPCOブログで何度も取り上げています。
*過去問を調べる(その1):2016年3月28日(こちら)
*過去問を調べる(その2):2016年3月30日(こちら)
*技術士第二次試験対策・敵を知り己を知ること(受験勉強の戦略と戦述):2016年7月25日(こちら)
*択一式問題の出題傾向を確認する(建設部門の方へ):2017年1月29日(こちら)
*択一式問題の出題傾向を確認する(建設部門の方へ)・その2:2017年2月8日(こちら)
*技術士第二次試験対策:過去問を活用する(過去問を分析する):2018年9月7日(こちら)
JTAPCOブログで何度も取り上げているのは,「過去問の分析に基づき試験問題の出題傾向や出題内容を調べることは重要な受験対策である」と考えているからです。
また,重要な受験対策と考えている理由はこれらのブログを読んでいただければわかりますが,“彼を知り己を知れば,百戦殆うからず注)”に沿った考え方であることが一番の理由です。
注):孫子の兵法の中の有名な格言:(敵を知り,己を知れば,百回戦っても負けはしない)
ただ,「自分で過去問を分析し,その結果に基づき試験問題の出題傾向や出題内容を確認すること」で初めて重要な受験対策になります。
試験問題の出題傾向や出題内容を書いているウェブサイトもあると思います。また,試験問題の出題傾向や出題内容を書いている受験対策本や専門分野の雑誌もあると思います。
このように,試験問題の出題傾向や出題内容をウェブサイトあるいは書籍や雑誌から入手する方法もあると思います。このような方法を使えば,試験問題の出題傾向や出題内容が簡単に入手できます。
しかし,弊社では,このような方法で試験問題の出題傾向や出題内容を入手する方法を勧めません。
例えば,10年間の過去問を分析することを考えます。「個々の問題をどの程度まで分析するか」によって分析に要する時間は変わりますが,やはり,10年間を対象にすると時間がかかると思います。
しかし,かかった時間分の成果(密度の濃い分析結果)は必ず得られます。
また,分析方法を工夫することで,いろいろな視点での試験問題の出題傾向や出題内容が確認できます。
次回のブログで,分析方法の一例を紹介します。