2019年2月5日に掲載したブログのテーマは「これまでに読んだ本から(36冊目):【アイデアのつくり方】」でした(こちら)。
今回のブログはこの本の内容に関係したことです。
散髪は“QBハウス”をいつも利用しています。QBハウスとはカット専門の理容室(床屋)です。髪をカットするだけです。洗髪も髭を剃ることもしません。カットした髪は掃除機のようなもので吸い取ります。カットの時間は10分が基本です。また,費用は1,080円(税込)です(今年の2月1日から1,200円(税込)になるそうですが)。
QBハウスを利用し始めたのは約15年前頃からです。それまでは地元の床屋を利用していました。費用は5,000円程度だったと思います(大人料金の場合)。この床屋では洗髪,髪のカット,髭剃りなどのサービスをしてくれます。
しかし,いつも「髭剃りは必要ない」と思いながらこの床屋を利用していました。そこであるとき「髭剃りをしなくていいです」と言ったところ「セット料金に入っているので髭剃りをカットしても料金は変わりません」というようなことを言われました。
その当時,この床屋には1回/月ぐらいの頻度で行きましたが月5,000円は高いのでQBハウスを利用することにしました。
初めはカットだけのサービスに抵抗がありましたが,QBハウスで髪をカットするようになってからカットだけのサービスが当たり前になりました。
床屋に行く目的は伸びた髪をカットしてもらい髪を整えることです。この目的を考えれば,QBハウスが登場する前からカット専門の理容室(床屋)がありそうでしたが実際にはなかったと思います(未確認ですが)。
QBハウスに行くと,「なぜこのようなアイデア(サービス)が出てきたのだろうか?(思い付いたのだろうか?)」といつも思います。
QBハウスの他にも新しい商品や新しいシステムを知ると,「なぜこのようなアイデア(サービス)が出てきたのだろうか?(思い付いたのだろうか?)」と思います。
ジェームス・W・ヤング氏は,“アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない”と“アイデアのつくり方”の中で書いています。
“アイデアのつくり方”を再読して,「新しい商品や新しいシステムを考えた人も,既存の要素の新しい組み合わせで新しい商品や新しいシステムを考えたのだろうか?」と思いました。