今回のブログは,2019年2月18日に掲載したブログ(テーマ:“わかりやすい文書の書き方”の学び方)に関連した内容です。
わかりやすい文書の書き方,わかりやすい文章の書き方あるいはわかりやすく説明する方法を学ぼうと思ったらどのような方法で勉強しますか?
今はネットで検索すれば欲しい情報がすぐに手に入ります。わかりやすい文書の書き方,わかりやすい文章の書き方あるいはわかりやすく説明する方法もネットで調べればわかると思います。参考になるものがあればそれから学ぶことができます。
ネットで検索する方法以外には,これらのことをまとめた書籍を購入して勉強する方法やこれらをテーマにしたセミナーに出席して勉強する方法もあります。
弊社でも,「わかりやすい文書の書き方」をまとめた書籍を出版していますし,「わかりやすい文書の書き方」をテーマにしたセミナーや社員研修で講師を務めています。また,“わかりやすく説明する”をテーマにしたブログをJTAPCOブログに掲載しています。
*2018年3月8日(こちら)
*2018年3月12日(こちら)
*2018年3月16日(こちら)
*2018年3月19日(こちら)
“わかりやすい”の学び方はこれらの方法だけではありません。
その1つの方法を2019年2月18日に掲載したブログで紹介しました(こちら)。
会社では,ラジオを聴きながら昼食を食べます。必ず聴くのは昼12時から始まるNHKのニュースです。会社で昼食を食べるときには必ずこのニュースを聴きます。
ニュースを聴きながらいつも「わかりやすく伝えているな」と思うことがあります。それは,伝えるべきニュースの要点を冒頭で簡潔に伝えその後にそれに関する詳しい内容を伝えていることです。例えば,ニュースの冒頭で
“JOC竹田会長が6月に退任することを表明しました”
のように伝え,このあとで,退任の理由などを伝えます。
聴き手は,ニュースの要点を頭の中に入れたうえでその後の説明を聴くことができます。ニュースの要点が頭の中に入っているのでその後の詳しい説明が理解しやすくなります。
12時から始まるニュースでは,その時間帯で伝えるニュースはすべてこの方法でアナウンサーが伝えます。
このような内容の伝え方を習得しておけば仕事でこの伝え方が応用できます。例えば,会議で何かを伝えるときやお客様に何かを伝えるときです。
“わかりやすい”と感じることは自分の周囲にいろいろあります。何かを読んだとき,あるいは,何かを聴いたときなどで,“わかりやすい”と感じたときには“なぜ,わかりやすいのだろ?”と自問しその理由を考えてください。
理由がわかったらそれを仕事に応用してください。
“わかりやすい”を学ぶ教材は自分の周囲にあります。