2019年度の技術士第二次試験が明後日から始まります。
受験生の方は「ついに試験日が来た!」という気持ちで今緊張していると思います。
ここで,試験直前での5つのアドバイスをします。
■アドバイス1:受験番号を必ず書くこと
試験の監督官が「では,始めてください」と言ったら,試験問題を読む前に受験番号を必ず書いてください。受験番号を書き忘れたら,試験日までの受験勉強の成果が水の泡になります。受験番号を書き忘れそうになった経験について過去のブログで書きました(こちら)。
■アドバイス2:試験問題をしっかり読むこと
受験番号を書いたら次に試験問題をしっかり読んでください。決して「試験問題をしっかり読んだつもり」にならないでください。「何が問われているのか」,「何を解答するのか」などをしっかり確認してください。「しっかり読んだつもり」になって解答を書いたため試験問題に適切に解答せず不合格になった知人がいます。予想問題が外れて頭の中が真っ白になり「しっかり読んだつもり」だったとのことです。試験が終わり帰宅する電車の中で問題を再度読んで「しっかり読んだつもり」になっていたことに気が付いたそうです。その瞬間全身の力が抜けたそうです。なお,知人は,その問題以外は完璧に解答できたので,これが不合格の原因だと判断しているとのことです。
■アドバイス3:確認すること
試験場では“確認すること”を実践してください。鉄道関係者は鉄道の安全運行のため“指差し確認”をします。試験場ではその気持ちを持ってください。確認することについては昨年のブログで書きました(こちら)。
■アドバイス4:焦らないこと
試験場では焦らないでください。試験場での焦りは禁物です。試験時間が残り少なくなっているのに解答が思い浮かばなかったときや自分が解答を考えているときに隣の受験生が解答を書いているときなど焦りを感じるかもしれません。しかし,どんな状況でも試験場では焦らないでください。焦ると落ち着いて解答を考えることができません。「落ち着け,落ち着け」と自分に言い聞かせてください。自分の気持ちは自分でコントロールできます。
“試験終了まで30分しか残っていない”ではなく“試験終了まで30分もある”と考えてください。
■アドバイス5:試験前日の睡眠不足を気にしないこと
試験前日は気持ちが高ぶり床に入っても目が冴えてすぐに寝られないことがあると思います。でも睡眠不足は気にしないでください。「試験日の1週間前頃から早く寝て睡眠をしっかり取りましょう」のようなアドバイスをする人がいます。確かに,試験の当日に睡眠不足では頭がボヤッとしてしまい頭がしっかり働かないことがあるかもしれません。睡眠を十分に取って試験に臨むことがベストです。しかし,試験前日の睡眠不足を気にしなくてもかまいません。試験当日は緊張しているので睡眠不足になっていることを忘れます。試験前日,私も3時間~4時間に睡眠でしたがその年に合格できました。これについても過去のブログで書きました(こちら)。
このブログを読んでくださった受験生の方の合格を願っています!