第25回参議院議員通常選挙が2019年7月21日(日曜日)に行われました。投票率が48.8%(前回比:5.90ポイント減)と低くかったそうです。
投票率が50%を割り込んだのは,衆院選を含め全国規模の国政選挙(補選を除く)として過去最低だった1995年の第17回参院選(44.5%)に続けて24年ぶり2回目だそうです。
選挙の結果,自民と公明両党(与党)が改選124議席の過半数の63を確保しました。しかし,自公と憲法改正に前向きな日本維新の会の「改憲勢力」で,改憲発議に必要な参院の3分の2維持に必要な85議席を割り込みました。
参院選が終わってから今日で10日が経ちました。
所沢市内のある場所では,参院選の選挙掲示板が7月29日(月)まで設置されたままになっていました。
埼玉県では2019年8月に埼玉県知事選挙が行われます(2019年8月8日・告示,同8月25日・投票)。そのため,この周辺の他の場所では,参院選後すぐにその選挙掲示板が撤去され,それに変わり埼玉県知事の選挙掲示板が設置されました。
参院選の選挙掲示板が7月29日まで設置されたままになっていたのはこの周辺ではこの場所だけでした。
「埼玉県知事の選挙掲示板がいつ設置されるのだろう?」と思いながらこの選挙掲示板の前を毎日通って会社に行っていました。
昨日(7月30日)の夜,この場所を通ったら参院選の選挙掲示板が撤去され,それに変わり埼玉県知事選挙の選挙掲示板が設置されていました。
昨日の午前中にこの前を通ったらまだ設置されたままになっていたので,昨日の午後に撤去および設置したのだと思います。
所沢市役所に確認していないので,参院選の選挙掲示板がしばらく撤去されなかった理由はわかりません。確認ミスに伴う未撤去だったのかもしれません。あるいは,ここに設置する埼玉県知事選の選挙掲示板だけその作成が遅れたのかもしれません。
しかし,どのような理由があったにしろ,参院選後,約9日間その選挙掲示板が設置されたままになっていたという事実は変わりません。“怠慢”と言われても言い訳できないことです。
「投票率が低い」と言う前に,行政もやるべきことをしっかりやって欲しいと思います。