昨日のブログの続きです。
新型コロナウイルス感染症に直接関係したことが技術士第二次試験で出題されるのは限られた部門(or選択科目)だけになるかもしれません。
ただ,新型コロナウイルス感染症のことが直接出題されなくても,新型コロナウイルス感染症の流行に関連したことが必須科目で出題される可能性があります。もちろん,選択科目で出題される可能性もありますが・・・。
例えば,危機管理です。新型コロナウイルス感染症の流行という危機に対して,まさに,今の日本では危機管理が求められています。
危機管理の必要性は,東日本大震災の発生や今回の新型コロナウイルス感染症の流行のような日本国内を揺るがすような出来事だけが対象ではありません。受験生が関連する分野においても危機管理が必要になることがあると思います。
この他にも,リスク管理,事業継続計画(BCP)なども新型コロナウイルス感染症の流行に関連したキーワードだと思います。また,これらのキーワードは,技術士第二次試験にも関連したものだと思います。実際,過去に,事業継続計画(BCP)について出題されたことがあります。
「自分が受験する部門は新型コロナウイルス感染症の流行と無関係だから,新型コロナウイルス感染症に関連したことが出題されるわけがない」と決め付けないでください。
「新型コロナウイルス感染症の流行に関連したことと受験部門との関係は何か?」と考えてください。例えば,「自分が受験する部門での危機とは何か? その危機管理に対してどのような課題がありその解決策は何か?」のように考えてください。
「受験勉強の計画が決まっていて,新型コロナウイルス感染症の流行に関連したことを勉強するまとまった時間がない」という方もいらっしゃると思います。そのような方は,ノートなどに考えたことをメモする程度でもかまいません。
今年度の試験では,新型コロナウイルス感染症の流行に関連したことに対する考えを受験生に求める可能性があります。
日本国内を揺るがしている出来事に対して受験生の考え求めると思います。
そのため,少しでも準備をして試験に臨んでください。これは試験に対するリスク管理です。
【緊急のお知らせ:プログラムの追加】
4月11日(土)に開催予定のセミナー(こちら)で,「新型コロナウイルス感染症の流行に関連したことと技術士第二次試験との関係(仮称)」のプログラムを緊急に追加します。受験勉強の参考にしていただくため,新型コロナウイルス感染症の流行に関連したキーワードなどについて説明する予定です。なお,プログラムの追加に伴いセミナーの時間を30分程度延長させていただきます。費用は変わりません。