昨日,通信販売のアスクルから商品が掲載されているカタログが届きました。と言っても,通常届く電話帳のような3cm程度あるカタログではなく薄い冊子のカタログでした。コロナ禍のため通常届くカタログの制作ができないため,このような薄いカタログを届けているようです。
このカタログの中に,フェイスシールドや飛沫対策シートなどコロナ対策関連商品も掲載されていました。コロナ対策関連商品も普通の商品と同じ扱いになっています。
日本で新型コロナウィルスが感染し始めたのは1月中旬ごろだと思います。それから約半年以上が経ちました。この間,緊急事態宣言が発出されたり,新しい生活様式を送るように政府から指導があったり,感染対策を十分に取ることを条件にGotoトラベルが開始されたりしました。
在宅勤務ができる仕事の場合,多くの会社でテレワークをしています。また,Zoomなどを使ったオンラインでの会議が主流です。弊社でもオンラインでのセミナーの講師を依頼されています。
歩いている人や自転車に乗っている人,デパートやスーパーあるいは商店の中にいる人・・・市内で見かける多くの人がマスクを着用しています。でも,マスクを着用している人を見ても違和感を持ちません。マスクを着用することが当たり前のように思います。逆に,多くの人がいるところでマスクをしていない人を見るとちょっと不快になります。
つまり,「Withコロナ」を前提とした生活が当たり前になってきているということです。
今世界各国で新型コロナウィルス対策用のワクチン開発が進められています。来年に入ればワクチンが国内で打てるという報道もありますが,どうなるかわかりません。
でも,ワクチンが打ててもコロナ禍前の生活にはすぐに戻れないと思います。ワクチンを打っても新型コロナウィルスが国内や世界各国からすぐに消えることはないからです。
どのくらいの期間でコロナ禍前の生活に戻れるのかわかりません。1~2年後かもしれません。あるいは5年後かもしれません。
いずれにしても,新型コロナウィルスが国内や世界各国から完全に消えるまで「Withコロナ」を前提とした生活を送ったり仕事をしたりすればいいだけです。また,感染予防対策をすることも特別なことをするという意識ではなく,日々の生活をするうえでの前提と考えればよいだけです。例えば,朝起きたときに顔を洗ったり食後に歯を磨いたりすることと同じに考えればよいだけです。
あまり良い例えではありませんが,太平洋戦争のとき当時の日本人は戦争が行われていることを前提にして日々の生活を送っていました。「Withコロナ」もこれと同じです。
「Withコロナ」を前提とした生活の方法や仕事の方法を考えるとこれまでと違った発想が出てくると思います。
ただ,医療従事者の方々に負担をかけないように新型コロナウィルスに感染しないように注意することは国民の義務です。気を緩めずに日々感染予防対策をしましょう!