2021年5月10日(月)に日本テクノセンターさん主催のセミナーで講師を務めます。当初,対面形式で行う予定でしたが先週末に日本テクノセンターさんから「オンラインに変更します」との連絡がありました。コロナ禍のため出張制限が出ている企業が多いからだそうです。
昨年もオンラインのセミナーで講師を務めました。
一昨年まで対面形式でのセミナーや社員研修の講師を務めてきたのでオンラインでの講師に対して最初は戸惑いがありました。受講される方の顔をパソコンの画面で見ることができますが,受講される方の顔を対面で見るのとではセミナーをしているときの感じが違います。
受講される一人一人の方の表情を見ながら解説する方が「講師をしている」という実感があります。また,一人一人の方の表情を見ながら解説する方が解説力が向上します。
こちらの解説がわかりにくかったりするとそれが受講生の方の表情や態度に表れることがあります。対面ではその変化がわかります。その結果,このような変化が出る解説箇所がわかるので解説方法や解説の仕方の改善点がわかります。このようなことを繰り返すことで解説力が向上します。
しかし,オンラインの場合にはこれができません。Webカメラを通した表情ではなかなか顔の変化がわかりません。受講態度の変化もわかりません。また,顔の画像を消している方もいるので全員の方の表情や態度もわかりません。
一昨年まで,オンラインのセミナーで講師を務めることなど考えたことがありませんでした。しかし,今はオンラインのセミナーが当たり前になっているように思います。今後も当面対面ではなくオンラインのセミナーが主体になると思います。
対面での講師が一日も早くできる日が来ることを切に願っています。
【参考】
2021年5月10日(月)のセミナーの概要が以下のサイトで確認できます。
「技術者のためのわかり文書の書き方」の新バージョンの内容を解説します。
弊社を通してセミナーにお申込みをされると受講料が10%割引になるそうです(「弊社の紹介」ということになるそうです)。セミナーへのお申込みを希望される方は,弊社のウェブサイトのお問合せのフォームにお申込みの旨をご記入のうえ送信してください。