前回のブログで以下のことを書きました。
勉強のスケジュールが予定通り進まず「あせり」が出たり,「今年合格できるだろうか?」と不安になったりすることもあると思います。こんな時には,「自分は,技術士の資格を何で取りたいのだろうか?」と考え受験の動機を再確認することで「絶対に合格するぞ。また,頑張ろう!」という気持ちになります。
経験談としてこのようなことを書きましたが,一度,「絶対に合格する」という強い気持ちを上回るあせりや不安が襲ってきたことがありました。あせりや不安を生む様々なことが重なったためです。
このときには勉強に集中できませんでした。
このままでは勉強に支障が出るので一日勉強をしないで気分転換をすることにしました。休肝日ではなく休勉強日です。気分転換としてコンサートホールで音楽を聞いたように記憶しています。この日だけは技術士第二次試験のことを全く考えないようにしました。
試験まで残り3か月ぐらい前だったと思います。
その日まで毎日猛勉強をしていたので「音楽なんか聞いていて大丈夫か?」とも思いましたが,あせりや不安を抱えたまま勉強しても時間の無駄なので気分転換をすることにしました。
音楽を聞いていたらあせりや不安が消えリフレッシュでき次の日から新たな気持ちで勉強することができました。休勉強日を設けたのが正解でした。
休勉強日ではなく,頭の中を空っぽにできることなら何でも構わないと思います。好きな音楽を家で5分,10分聞くことも気分転換です。短い時間でも勉強のことを忘れることができることなら何でも気分転換です。
気分転換でONとOFFを上手に切り替えることも合格するための条件の一つだと思います。