試験まで残り2週間となりました。多くの受験生の方が最後の追い込みの勉強をしていると思います。この2週間の勉強で合否が決まるかもしれません。
試験場で必ずやってもらいたいこととは,「試験開始直後,問題を読む前に受験番号を答案用紙に書くこと,問題をしっかり読むこと,試験の終了直前に受験番号の記入の有無を必ず確認すること」です。
受験生の皆さんにとっては分かり切ったことですが,あえて,ブログのテーマにしました。
受験生の方は,試験の当日,緊張感を持って試験に臨んでいると思います。このような緊張状態では予想外のことが起こることがあります。
知人は,「問題を早く解こう」という意識が強かったため受験番号を書き忘れて不合格になりました。試験の終了直前に受験番号の記入の有無を確認しなかったとのことです。知人は,不合格の通知で受験番号を書かなかったことを知ったそうです。また,その年の受験では,筆記試験での合格の手応えがあったとのことで,しばらく落ち込んだそうです。
私もこの意識が強かったため受験番号を書かずに答案用紙に解答を書いていました。しかし,試験が終了する直前の確認で受験番号の書き忘れに気が付き慌てて書きました。書き忘れに気が付かなかったら不合格でした。
別の知人は,問題をしっかり読まずに解答したため不合格になりました。やはり,「問題を早く解こう」という意識があったのかもしれません。
「試験開始直後,問題を読む前に受験番号を答案用紙に書くこと,問題をしっかり読むこと,試験の終了直前に受験番号の記入の有無を必ず確認すること」は受験での基本中の基本です。知人もこれらのことは十分に認識していたと思います。しかし,「問題を早く解かなきゃ」のような“はやる気持ち“があったため冷静さを失いこのような信じられないミスを犯したのだと思います。
振り込め詐欺も同じことです。「私は騙されない」と思っていても振り込め詐欺の被害に遭う人がいます。私の叔母もその一人です。「私は騙されない」と思っていたそうですが,詐欺の電話を受けたとたん「私は騙されない」という気持ちが吹っ飛んでしまったそうです。気が動転していたそうです。そのため,数百万円を受け子に渡してしまいました。しかし,周囲の人の機転で受け子が捕まり現金も戻ってきました。
試験場では,担当者が「ハイ,始めてください」と言ったらまず答案用紙に受験番号を書いてください。次に問題をしっかり読み解答を考えてください。試験の終了時間が近くなってきたら,答案用紙に受験番号が書いてあるかどうかを必ず確認してください。
受験番号を書き忘れたり,問題をよく読まなかったりして不合格になると試験までの日々の努力が一瞬で吹き飛ぶことを忘れないでください。
信じられないミスを犯して不合格になった受験生が実際にいることを絶対に忘れないでください。
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「自分はそんなミスを犯すはずがない」と過信しないでください。