「テーマ:内容が明確に伝わる技術文書の書き方」
新人技術者向けの社員研修です。「鉄は熱いうちに打て」ということわざがあります。
新人のときにこの社員研修を受けていただくことで,若手の段階から“伝える力”と“書く力”を持った技術者になることができます。
すなわち,「技術文書が書ける技術者」ではなく「内容が“明確に”伝わる技術文書が書ける技術者」になることができます。
社員研修の特徴
Ⅰ.新人技術者に向けた解説をすること
会議の資料や業務報告書などの仕事で必要な技術文書を書いた経験がほとんどないことを考慮し,新人技術者の方でも「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」がわかるように解説します。
特に,内容が明確に伝わる技術文書を書くための基礎について時間をかけて解説します。最後に,新人技術者向けの理解度確認演習を行います。
Ⅱ.4つの項目に基づき「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」を解説すること
以下に示した①~④の4つの項目はすべて関連しています。
したがって,これらの4項目をセットで学ぶことで「内容が明確に伝わる技術文書」が確実に書けるようになります。
技術文書を書いた経験がほとんどない新人技術者の方でも理解できる内容に絞って4つの項目を解説します。
_①重要なことを理解する
_②書き方の技術を習得する
_③必要なことを理解する
_④日々のオンザジョブトレーニングを実践する
Ⅲ.社員研修をおすすめする3つのポイントがあること
=①筋道を立てて体系的に書き方を解説すること
=②事例を使って考え方・書き方を解説すること
=③工夫して解説すること
解説項目
*解説項目はこちらをご覧ください。
所要時間
*7 時間です。7時間には昼休みと講義間での休憩時間を含みます。
費用
*受講者の方が20 名以下の場合には198,000 円(税込み)です。21 名以上の場合にはお見積り書を作成しますので受講される人数をお知らせください。
*交通費や宿泊費が発生する場合には実費交通費や宿泊費を申し受けます。
講義の形式
*対面形式あるいはオンライン形式で行います。
お申し込み方法
*社員研修の実施をご要望される場合は,「お問い合わせフォーム」に,受講される方の人数と社員研修の形式(対面あるいはオンライン)をご記入のうえお送りください。
弊社からお見積り書をお送りします。
*社員研修に関するお問い合わせも承っております。お問い合わせ内容をご記入のうえ「お問い合わせフォーム」からお送りください。
解説項目
1.社員研修の概要
(1)社員研修の目的
(2)解説内容のイメージ
(3)社員研修での重要なキーワード
(4)社員研修の結論
2.重要なことを理解する
(1)技術文書の定義
(2)技術文書を書く目的
(3)「内容が伝わる」と「内容が“明確に”伝わる」の違い
(4)内容が明確に伝わる技術文書とは
(5)内容が明確に伝わる技術文書を書く理由
3.書き方の技術を習得する
(1)書き方の技術とは
(2)内容が明確に伝わる技術文書の書き方の3原則とは
(3)書き方の第1原則:書きと読み手の違いを認識する
(4)書き方の第2原則:内容が明確に伝わる構成を考える
(5)書き方の第3原則:内容が明確に伝わる書き方を考える
a.6つのルールと18の書き方とは
b.ルール1:冒頭に書く
ⅰ)書き方1:要点を冒頭に書く
ⅱ)書き方2:全体像を冒頭に書く
ⅲ)書き方3:枠組みを冒頭に書く
c.ルール2:ペアで書く
ⅰ)書き方4:根拠を書く
ⅱ)書き方5:条件を書く
d.ルール3:分けて書く
ⅰ)書き方6:かたまりに分けて書く
ⅱ)書き方7:箇条書きで書く
ⅲ)書き方8:表で書く
e.ルール4:視覚的に書く
ⅰ)書き方9:写真や図を入れて書く
ⅱ)書き方10:強調して書く
ⅲ)書き方11:まとまりを持たせて書く
f.ルール5:合わせて書く
ⅰ)書き方12:組み合わせて書く
g.ルール6:明確に伝わる文を書く
ⅰ)書き方13:具体的な文を書く
ⅱ)書き方14:意味が明確な文を書く
ⅲ)書き方15:能動態の文を書く
ⅳ)書き方16:短い文を書く
ⅴ)書き方17:肯定文を書く
ⅵ)書き方18:文法を守って文を書く
4.必要なことを理解する
(1)伝える内容を明確に理解していること
(2)頭の中を整理すること
5.日々のオンザジョブトレーニングを実践する
(1)日々のオンザジョブトレーニングとは何か
(2)日々のオンザジョブトレーニングが必要な理由
(3)トレーニングの内容
a.基本のトレーニング
b.会話を通したトレーニング
c.概要版の作成を通したトレーニング
d.自己添削を通したトレーニング
(4)日々のオンザジョブトレーニング実践上の5つのポイント
(5)日々のオンザジョブトレーニングで「わかりにくい書き方」がわかる
6.技術文書を書く面白さを知る(技術文書を工夫して書く)
=
7.理解度確認演習
=
8.最後に
=
9.質疑応答