8月22日(月)に台風9号が関東地方に上陸し各地に大雨を降らせました。
所沢でも大雨となりました。ニュースによれば,所沢では1時間雨量が100mm程度の降水量だったようです。このため,所沢には,記録的短時間大雨情報も出たようです。
直近では,台風10号が8月30日(火)に岩手県に上陸しました。台風10号は東北地方や北海道などに大雨を降らせました。岩手県では河川の氾濫などで多くの方が亡くなりました。また,北海道では河川の氾濫や堤防の決壊で死者や行方不明者も出ています。
台風9号が関東を通過したとき会社の窓から外を見ていました。前が見にくいような降り方の時間帯もありました。猛烈な雨でした。1時間雨量が100mm程度の雨の降り方を知りました。
この大雨で所沢市内を流れる東川の一部で河川の氾濫が発生しました。
東川の氾濫を,NHKや民放ではニュースの中でLive映像で伝えたようです。会社にいたためこのニュースは見ていませんが,ニュースのことを知人から後で聞きました。
今年,所沢市内での出来事が全国ネットでのテレビのニュースで伝えられたのは2回目です。1回目は,2月8日(月)夜に発生した高層マンションでの火災です。31階建てマンションの15階が火災になりました。この火災は,NHKや民法の全国ネットのニュースで伝えられました。このときのニュースはリアルタイムで見ました。
1回目は火災,2回目は河川の氾濫・・・・両方とも喜ばしいニュースではありませんが。
東川は,大雨になるとこれまでもその川沿いの一部で氾濫が発生しました。
今回の氾濫でも床上浸水や床下浸水した民家や店舗がありました。友人の家は東川沿いにあります。このため,大雨のとき,過去に何度か床下まで浸水しました。今回の状況についてはまだ聞いていませんが床下まで浸水したと思います。
大雨の翌日,東川沿いを通って会社に来ましたが,河川の氾濫の爪痕をいたるところで見ました。店内に水が入った店舗があり朝から水を流しながら掃除をしていました。玄関前に土嚢を積んである家もありました。
このように,東川は過去に何度も河川の氾濫を繰り返しているので,埼玉県は東川の一区間に地下河川を構築しました。既存の河川の下に新たに河川をトンネル形式で構築しました。シールド工法によるシールドトンネルです。しかし,地下河川を構築しても東川の一部の区間では今回河川が氾濫しました。どのような条件で地下河川を設計したのかわかりません。結局,今回は想定外の雨量だったということでしょうか。
ここ数年,大雨による河川の氾濫あるいは堤防の決壊による河川水の堤内地への流入が各地で発生しています。
各地に甚大な被害をもたらす大雨の原因の一つは地球温暖化のようです。地球温暖化が進行している現在の状況では,今後も河川の氾濫などが発生するのでしょうか?