【技術士第二次試験・受験勉強方法の鉄則12】
◆勉強方法を考える
◆スケジュールを立てる
来年の受験に向けてすでに受験勉強を始めている方もいらっしゃると思います。あるいは,来年から受験勉強を始めようと考えている方もいらっしゃると思います。
来年の合格に向けて重要なことは,試験日までの受験勉強のスケジュールを立てることです。すなわち,日々どのような内容(分野・項目)を勉強するのかを明確にすることです。
スケジュールを立てる時のポイントは,「何を・いつやるか」を明確にすることです。
例えば,「鋼構造物の維持管理の問題はここ数年頻繁に出題されているが,鋼構造物の維持管理は現状では勉強不足(弱点)である。そのため,4月中に2週間程度の時間を確保して勉強しよう」と考えることです。
3月28日(月)(こちら)や3月30日(水)(こちら)のブログで書いたような方法で,自分の得意分野,不得意分野(勉強不足の分野:弱点)あるいはその中間の分野を洗い出したうえで,「何を・いつやるか」を決めてもかまいません。
得意分野をまずしっかり固めるのか,中間の分野を得意分野に変えるのか,不得意分野を優先的に勉強するのか・・・
これは,択一式問題でも記述式問題でも同じです。
このような方法は,「選択と集中」による勉強と考えることができます。
また,スケジュールを立てれば,スケジュールに基づき受験勉強の進捗状況が確認できます。スケジュールがなければ受験勉強の進捗状況が確認できません。
スケジュール通りに勉強が進まないこともあると思います。あるいは,スケジュールより勉強が進むこともあると思います。その場合には,スケジュールを修正してください。「実行と修正」の繰り返しで試験の合格に近づきます。
技術士の試験は日本技術士会との戦いです。
戦略と戦術を考えて受験勉強をしてください。