弊社が執筆した受験対策書がオーム社から発行されました(2018年3月18日発売開始)。
*タイトル:技術士第二次試験 建設部門 答案作成のテクニック 5つの手順で書いてみよう
*出版社:オーム社
*価格:2,376円(税込み)
本書は,答案の書き方だけを解説した受験対策書です。
現在出版されている建設部門を対象とした多くの受験対策書は,「答案用紙に解答として何を書くか」の解説が主体です。つまり,技術に関する解説が主体です。
本書は,「解答をどのように考え(要点法),解答をどのように答案用紙に書くか(5つの手順)」の解説です。
【主な解説内容】
①答案の書き方の基本事項(11の基本事項)
②わかりやすい文の書き方(5つのルール)
③要点法
④5つの手順
⑤答案の概要の作成方法
⑥手順2から手順5の考え方を使った“業務内容の詳細”の書き方
⑦日常業務を通した“要点法”のトレーニング方法
“要点法”とは,解答を明確にして答案を書く方法のことです。つまり,解答をはっきりさせて答案を書く方法のことです。
“5つの手順”とは,試験問題を読み,解答を考え,解答を答案用紙に書くまでの手順のことです。要点法を核(中心)とした手順です。5つの手順に基づき答案を書くことで,わかりやすい答案(試験官に内容が明確に伝わる答案)を書くことができます。
【5つの手順】
手順1:問題を熟読して内容を確認する
手順2:答案の見出しを考える
手順3:見出しに対する「解答の要点」を考える
手順4:「解答の要点に関する説明」を考える
手順5:手順2から手順4に基づき答案を書く
また,本書では,答案の書き方を確実に理解していただくため解説方法を工夫しました。
*例文を多く入れました。
*消費税のアップや地球温暖化など社会的な問題を題材とした解説を入れました。
*解説内容のイメージ図を入れました。以下は,イメージ図の一例です。
*5つの手順の中で重要な“要点法”を学ぶための教材として,記述式試験での過去問を掲載しました。平成25年度から平成28年度までの全11の選択科目の過去問です。
本書は,基本的に,建設部門の方が対象です。しかし,建設部門以外の受験生の方が読んでも参考になる内容です。本書で解説している答案の書き方の内容はすべての部門で共通だからです。
建設部門の過去問に基づき作成している例文もあります。そのため,建設部門以外の部門の方は,例文の中で使っている専門用語がわからないことがあるかもしれません。しかし,答案の書き方のポイントは部門と無関係です。したがって,解説内容は理解していただけると思います。
だた,建設部門の過去問を掲載した章があるのでこの章は読み飛ばしてください。
本書は,答案の書き方を学びたいと考えている受験生の必読書です。
注1:アマゾンで本書を販売しています(こちらを参照してください)。
注2:オーム社のブログで本書を紹介しています(こちらを参照してください)。