2018年度(平成30年度)の技術士第二次試験(筆記試験)が先日終わりました。
筆記試験結果に自信がある方,筆記試験の合否が微妙で不安な方,「来年また受験するようだ」と思っている方,受験生の方々の心境は様々だと思います。
しかし,受験生の方々は,長期間の受験勉強から解放されて「ホッ」としていると思います。
ところで,2019度(平成31年度)の技術士第二次試験ではその試験方法が改正されます。
2018年4月14日に掲載したブログで,平成31年度・技術士第二次試験の試験方法の改正内容について書きました(こちら)。また,このブログの中で具体的な改正内容も示しました(こちら)。
この「平成31年度技術士試験の概要について」の中の「平成31年度技術士第二次試験に関する出題内容等について」を読むと,必須科目と選択科目とも,概念,出題内容の他に“評価項目”という項目があります。
例えば,必須科目では以下のように書かれています。
【評価項目】
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,専門的学識,問題解決,評価,技術者倫理,コミュニケーションの各項目
この評価項目は,平成30年度までにはなかった項目です。
また,この“技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)”とは,以下の8項目です。
①専門的学識
②問題解決
③マネジメント
④評価
⑤コミュニケーション
⑥リーダーシップ
⑦技術者倫理
⑧継続研さん
では,なぜ,この“評価項目”が出てきたのか?
この理由については次回のブログで解説します。