私の友人はある理由で料理を作るようになりました。それまで料理を作ったことがありませんでした。
料理教室に通わずに独学で料理を勉強しました。クックパッドなどがなかった時代なので料理の本を買って勉強したり,テレビの料理番組を録画したりして勉強しました。
初めは,美味しい料理ができず家族から「美味しい」と言ってもらえませんでした。しかし,徐々に腕を上げて家族から「美味しい」と言ってもらえるようになりました。
「美味しい」と言ってもらえるとうれしくなり,「次はもっと美味しい料理を作ろう」と思い,料理を更に勉強するようになりました。
その友人は,家族から「美味しい」と言ってもらったことがきっかけで「料理が面白くなった」と言っていました。
特に,レシピが決まった料理ではなく自分でレシピを考えて作る料理は面白いそうです。「あの食材を使ってみよう,あの食材を○○のように調理してみよう,味付けは△△のようにしてみよう・・・」などと考えることが面白いそうです。
私の別の友人が,神奈川県内で,イタリアンの料理を出すレストランを営んでいます。
定番のメニューの他に季節ごと(春夏秋冬ごと)に新しく考えたメニューも出しています。その友人も新しく出すメニューを考えるのが面白いと言っていました。
私の友人たちが「面白い」と言っているのは,食べる人のことを考えて「あのようにしてみよう・・・このようにしてみよう・・・」などといろいろと考えるからです。創造力を働かせて新しい料理を作り出すことが面白いのだと思います。
業務報告書を書くときも,お客様(読み手)のことを考えながら,創造力を働かせて業務報告書を書くと“業務報告書を書くこと”が面白くなります。
*このような構成(目次)にしたら業務の流れがわかりやすいだろう。
*業務の目的・方針・手順は必ず書こう。
*現場で撮影した写真は○○のような配置で貼り付け,かつ,写真に関する重要なポイントを書き加えたら現場の状況がわかりやすいだろう。
*この内容は図と表を使ってまとめたらわかりやすいだろう。また,表の内容がわかりやすくなるように工夫しよう。
*これに関する説明は文章だけではわかりにくいので,これに関する概念図を作成し文章の右側に入れたらわかりやすいだろう。
*この図とこの写真をA3判の用紙1枚の中に一緒にまとめたら結果がわかりやすいだろう。
・・・・などと考えているとわかりやすく書くための様々なアイデアがどんどん出てきます。
いつもこのようなことを考えながら業務報告書を書いています。まさに,創造力を発揮して業務報告書を書いています。
ワンパターンではなく創造力を働かせて文書を書くことで“文書を書くこと”が面白くなります。
私の友人たちが,創造力を働かせて新しい料理を作り出すことが面白いのと同じです。
“文書を書くことが苦手”という方は,11月22日(木)のセミナーに出席して,“文書を書くことが面白い”に変わってみませんか?(こちら)