デザインを考える(その1)

2018年11月29日に掲載したブログで,現在の「6つのルールと17の書き方」「バージョン3(Ver.3)」だということを書きました(こちら)。

「Ver.1とVer.2」の内容に基づく社員研修では,「デザインを考える」という内容を解説していました。「写真や図を入れて書く」という項目の参考の内容として解説していました。
*現在は,「デザインを考える」という内容を解説していません。

解説していた「デザインを考える」とは,「まとまりを持たせて書く」という内容です。

「まとまりを持たせて書く」という内容は,“デザイン・ルールズ”という本で学びました。
*デザイン・ルールズは,「これまでに読んだ本から(14冊目)」で紹介しました(こちら)。

「デザイン・ルールズ」では,「まとまりを持たせて書く」という中に,例えば,以下のような内容(整列・揃える)があります。

ここで,以下に示した“パターンⅠ”“パターンⅡ”を比べてください。

パターンⅠは,「整列・揃える」という考え方が適用されていないので,仕上がりがだらしなく,締らない感じがします。

これに対して,パターンⅡ「整列・揃える」という考え方が適用されています。すなわち,パターンⅡは,“仮想のライン”の考え方を使って書いたものです。仮想のラインを考えて書くと内容にまとまりが感じられます。

“仮想のラインを考えて書く”という考え方は,文書を書く場合,様々なところに適用できます。例えば,以下の例は,業務報告書に写真を貼り付ける場合に,仮想のラインを数ヶ所考えました。

“仮想のラインを考えて書く”という考え方を使って文書を書いてみてください。内容にまとまりが感じられる文書を書くことができます。

内容にまとまりが感じられる文書を書くことも“わかりやすい文書”を書くための条件の1つです。

後日,「デザインを考える(その2)」をテーマとしたブログを書きます。

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