明日は3月31日(日曜日)です。平成30年度,2018年度も明日で終わりです。「平成○○年度末」という表現を使えるのも明日が最後です。
昨日,NHKのニュースウオッチ9を見ていたら番組の最後で「今年度のニュースウオッチ9の放送は今日が最後です。4月1日からは新年度での放送となります」とキャスターの方が話していました。そして,昨日で交代する番組でのレポーターの方が挨拶をしていました。
NHKの他のニュース番組などでも同じようなことを話していました。
年末は1年の締めくくりという感じがありますが,年度末は年末とは違った感じがあります。年度末は“区切り”のような感じがあります。
学校では4月1日に新しい学年が始まり,次の年の3月31日で終わりを迎えて進級や進学をします。事業年度を4月1日~3月31日に設定している会社も多いと思います。だから,年度末は区切りのような感じがするのかもしれません。
NHKのニュースウオッチ9のことを書きましたが, 3月31日を1つの区切りとしているテレビやラジオの番組もあると思います。
「年度末」という言葉を聴くと「忙しい」という言葉が頭の中に浮かびます。
大学卒業後に入社した会社は建設コンサルタントでした(こちら)。
建設コンサルタントは主に公共事業に関する仕事をしています。例えば,道路,橋,トンネル,上下水道などの計画や設計です。
公共事業は,予算の関係からその業務の発注が年度の後半(10月以降)に集中する傾向があります。その結果,業務の工期が年度末に集中することが多いです。
そのため,3月になると業務報告書の提出があったり業務の検査があったりします。会社員時代の年度末は本当に忙しかったです。会社に泊まることも頻繁にありました。働き方改革の考えが浸透している現在では考えられないような残業時間でした。
現在は,業務の平準化を行政側も進めているので,私が会社に在籍していた20年前頃に比べて年度末が工期の業務も減ってきているようですが・・・。
平成31年度は4月30日で終わり,5月1日からは新元号での年度が始まります。
明後日(4月1日)の11時半に新元号が発表されるとのことですがどのような元号になるのでしょうか?
今,ニュースで新元号のことを取り上げることが多いです。昭和から平成に変わるときにはこのような騒ぎになっていなかった記憶があります。天皇陛下の崩御によって昭和から平成に変わりましたが,今回は,天皇陛下の生前退位で元号が変わるという違いがあるからでしょうが・・・。
ちなみに,1979年大平内閣時代に出された閣議報告の「元号選定手続き」には以下のように書かれているそうです。
1.国民の理想としてふさわしいような意味を持つもの
2.漢字2文字であること
3.書きやすいこと
4.読みやすいこと
5.これまでに元号又は諡として用いられていないこと
6.俗用されていないこと
ネット上では様々な元号の予想が出ていますが・・・。
さて,どのような元号になるのでしょうか????