「テーマ:内容が“明確に”伝わる技術文書の書き方」
建設コンサルタントの技術者の方々は,業務報告書,業務の概要版,技術提案書など様々な技術文書を書きます。建設コンサルタントの技術者の方々にとって技術文書を書くことは重要な仕事の一つです。
建設コンサルタントの技術者の方々にとって“技術文書を書く力”は“技術力”とともに仕事をするうえで必要な力です。この社員研修では,建設コンサルタントの技術者の方々の“技術文書を書く力”のレベルアップを目的として「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」を解説します。技術文書を書くうえでの重要なキーワードは“明確に”です。
社員研修のテーマ
内容が“明確に”伝わる技術文書の書き方
「『内容が伝わる』から『内容が“明確に”伝わる』へ」が「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」のコンセプトです。
社員研修の特徴
Ⅰ.「技術文書の内容の伝え方」に焦点を当てた技術文書の書き方を解説すること
技術文書を書く目的は「内容の伝達」です。何かを伝えるために技術文書を書きます。すなわち,「技術文書」と「伝える」は密接な関係があります。そこで,「技術文書の内容の伝え方」に焦点を当てた技術文書の書き方を解説します。
Ⅱ.元建設コンサルタントの技術者が解説すること
講師は元建設コンサルの技術者(技術士)です。その講師が,建設コンサルタントの技術者としての経験を踏まえたうえで「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」を解説します。
社員研修で習得できること
「伝える力と書く力」が習得できる
「伝える力と書く力」とは,「内容が“明確に”伝わる技術文書を書く力」のことです。内容が明確に伝わる技術文書を書くことで技術文書の書き方がレベルアップします。技術文書とはコミュニケーションの手段なので,伝える力と書く力がレベルアップすれば技術文書を通したコミュニケーション力がレベルします。技術文書を通したコミュニケーション力がレベルアップすれば仕事を円滑に進めることができます。
解説項目
*解説項目はこちらをご覧ください。
所要時間
*7時間です。7時間には昼休みなども含みます。
費用
*受講者の方が20 名以下の場合には198,000 円(税込み)です。21 名以上の場合にはお見積り書を作成しますので受講される人数をお知らせください。
*交通費や宿泊費が発生する場合には実費交通費や宿泊費を申し受けます。
追加解説
「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」の考え方に基づく「技術文書の品質管理」について解説します。追加解説をご要望される場合のみ30分弱延長して解説します。追加の費用はありません。社員研修のお申込み時に「追加解説希望」とお書きください。
講義の形式
*対面形式で行います。オンライン形式をご要望される場合には別途ご相談ください。
お申し込み方法
*社員研修の実施をご要望される場合は,「お問い合わせフォーム」に,受講される方の人数をご記入のうえお送りください。弊社からお見積り書をお送りします。
*社員研修に関するお問い合わせも承っております。お問い合わせ内容をご記入のうえ「お問い合わせフォーム」からお送りください。
解説項目
1.建設コンサルタントの技術者にとって「技術文書を書くこと」とは
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2.社員研修の特徴
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3.社員研修の概要
(1)社員研修の内容のイメージ
(2)社員研修の結論
4.重要なことを理解する
(1)技術文書の定義
(2)技術文書を書く目的
(3)「内容が伝わる」と「内容が“明確に”伝わる」の違い
(4)内容が明確に伝わる技術文書とは
(5)内容が明確に伝わる技術文書を書く理由
5.書き方の技術を習得する
(1)書き方の技術とは
(2)内容が明確に伝わる技術文書の書き方の3原則とは
(3)書き方の第1原則:書きと読み手の違いを認識する
(4)書き方の第2原則:内容が明確に伝わる構成を考える
(5)書き方の第3原則:内容が明確に伝わる書き方を考える
a.6つのルールと18の書き方とは
b.ルール1:冒頭に書く
ⅰ)書き方1:要点を冒頭に書く
ⅱ)書き方2:全体像を冒頭に書く
ⅲ)書き方3:枠組みを冒頭に書く
c.ルール2:ペアで書く
ⅰ)書き方4:根拠を書く
ⅱ)書き方5:条件を書く
d.ルール3:分けて書く
ⅰ)書き方6:かたまりに分けて書く
ⅱ)書き方7:箇条書きで書く
ⅲ)書き方8:表で書く
e.ルール4:視覚的に書く
ⅰ)書き方9:写真や図を入れて書く
ⅱ)書き方10:強調して書く
ⅲ)書き方11:まとまりを持たせて書く
f.ルール5:合わせて書く
ⅰ)書き方12:組み合わせて書く
g.ルール6:明確に伝わる文を書く
ⅰ)書き方13:具体的な文を書く
ⅱ)書き方14:意味が明確な文を書く
ⅲ)書き方15:能動態の文を書く
ⅳ)書き方16:短い文を書く
ⅴ)書き方17:肯定文を書く
ⅵ)書き方18:文法を守って文を書く
6.必要なことを理解する
(1)伝える内容を明確に理解すること
(2)頭の中を整理すること
7.日々のオンザジョブトレーニングを実践する(継続学習)
(1)日々のオンザジョブトレーニングとは何か
(2)日々のオンザジョブトレーニングが必要な理由
(3)トレーニングの内容
a.基本のトレーニング
b.会話を通したトレーニング
c.概要版の作成を通したトレーニング
d.自己添削を通したトレーニング
(4)日々のオンザジョブトレーニング実践上の5つのポイント
(5)日々のオンザジョブトレーニングで「わかりにくい書き方」がわかる
8.技術文書を書く面白さを知る(技術文書を工夫して書く)
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*追加解説:技術文書の品質管理(ご要望される場合)
①技術文書の品質管理とは何か?
②技術文書の品質管理を怠るとどうなるか?
③技術文書の品質管理の現状
④技術文書の品質管理の方法
⑤技術文書の品質管理の必要性の認識
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9.理解度確認演習
*30分程度の時間で行います。
10.最後に
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11.質疑応答